2013年2月27日水曜日

@synthesizeを省略する

windowが、というか、xcode(ver 4.5.2)でempty applicationを新規作成すると、作成されるスケルトンの中で、そう例えば application:didFinishLaunchingWithOptions:の中で、


    [self.window makeKeyAndVisible];


みたいにプロパティが使われている。
これを直接インスタンス変数に変えてみようとすると、あれ? _windowがない。というか、windowの@syznthesizeがない。かといって


    [window makeKeyAndVisible];

だとエラーになる。まさか、

    [_window makeKeyAndVisible];

だと通るの?

通るんですよお客さん。

がしかし、全部のプロパティが@synthesizeが無いわけでもない。試しに1個消してみると、undefinedになる。えーまさかのwindowだけ? なわけないよないくらなんでも。論理が通らない。

何だろう?と暫し悩み、ググるも、色よい答えが見つからず、xodeの4.4辺りから@synthesizeが省略できる、という話は見かけるものの、そこまで。
でよーくコードを見ると、window以外のプロパティには readonly が付いている。

「これ?」

はい、それです。readonlyを取ると、他のプロパティも@synthesizeなしでOK。もちろんインスタンス変数名は「_プロパティ名」となる。

readonlyを付けると、自分の見間違えで、設定するところだけエラーになるのかと思ったが、間違いなく参照個所すべてが"undecleared"になる。

変なの。

2013年2月26日火曜日

2013年2月22日金曜日

ツタヤとJJazz.Netのコラボ企画?


hot_corner_cover.jpg

ツタヤで借りたのだが、借りる気は全くなかった。これがツタヤの戦略ならかなり健か。

Led Zeppelinの再結成ライブが結構いいね!という話を聞いたので、何となく「ボンゾ」をググっていたら、ⅡやⅣより「なんとか」がいいというファンの人がいて、その「なんとか」が思い出せなかったので、フラっとツタヤに寄ってみたのだが、たまたま通りかかった棚にツタヤとJJazz.Netのコラボ企画?だか何だか(ちゃんと覚えていない)の棚があって、そこにでかでかと「ジャズファンクバンド!」とかなんとか書いてあったので、何だろうと見てみると、「Baker Brothers」なるバンドのCDがバーンと並べてあって、面白そうだなあ、借りてみようかなあと思ったら、その横の4枚1000円のPOPが目に留まって、じゃあツェッペリン2枚とこれ2枚借りよう、なんて思いつつ、どれにしようか迷っていると、この、さらに訳の分からないCDが1枚挟まっていた。きっと誰かファンが、アピールしているのか?と邪推しつつ、まあどうせジャズファンク!つったって聴いたことないのは一緒。じゃあこれ借りてみるかと。

今にして思えば、ツタヤの戦略ではないだろうか。

で、とりあえず置いておいて、そもそもの目的のツェッペリンの棚に移動。「なんとか」を探す。だがどうもそれらしいのがない。

あまり聴き覚えがないのは「In Through The Out Door」ぐらい。でもこれって、高校生のとき、雑誌の酷評レビューを鵜呑みにしたまま、友人宅で、そいつともう一人と自分と3人で聞いていて、やっぱよくねーよなーとか、テキトーなことを言ってたせいで、全然聴く耳もってなかったのを思い出し、良い機会だから聴き直してみようと思って借りることにした。

で、結局この仕込まれた風の「The Five Corners Quintet」と、ジャズファンク2枚の計4枚を借りてきた。

昨日はやってる暇が無かったので、今日早速iTunesへ落として聴きつつ、こいつらなんだ?とググってみる。すると! なんとヘルシンキのバンドではないか。つい先週、DOMMUNEで回されていたのが、北欧系のジャズって言ってたので、もしかしてこいつらも?と思ったが、そこまで(DOMMUNEで聴いた程)ビビットな感じはなく、北欧繋がりではあったものの、すごい偶然という程ではなかった。

聴いた感想は、「ん〜まあどうだろ?」

北欧らしいと言えば北欧らしいかな。
行ったことはないけど、福祉や社会制度が成熟している感じ。日本も医療費はタダにすべきだと思う。

ジャズファンクは最低。何これ。何処がJAZZなの? 何処がファンクなの? 古臭いロカビリー崩れのブルース? 何て言うと、ロカビリーもブルースもろくに知らないのに甚だ失礼だが、素人臭い。ダサい。こんなんでCD出せるんだねイギリスは。

でも散々悪く言ってるけど、普通に聴きやすい、とは思う。だからまあ、もしこれがそこそこ売れてるのだとすれば、まあ、そうなんだ、と言うしか無い。

ただ、

Jazz、とか、ファンク、には、もっとこう緻密さや、熱、といった、独特の凄さがあると思う。プロフェッショナルのものであれば。

そして「In Through The Out Door」。まだ全部は聴いてないが、素晴らしい、(大人という言葉は嫌いだが)大人のロック。これは高校生の自分には無理。今だからこそ、だろう。


2013年2月17日日曜日

消費者を守らない消費者庁と、特典と交換するフェイスブックの「いいね!」の価値

あるショッピングサイトで、Facebookページの「いいね!」をクリックすると、いろんなサービスが受けられる。

最近、複数の芸能人がペニオクで買ってもいないものを買ったと嘘をブログに書いて話題を振るまいたらしいが、最悪なのは、詐欺で逮捕されないこと。しかも自分の毛嫌いしているお笑い芸人に至っては、罪の意識を感じている様子も全く伺えないから驚きだ。

いや、驚きではないのだが、分かっていても驚いてしまう。

消費者庁長官に至っては、「自覚をもってもらいたい」で済ませている。
警察に徹底した捜査を要請すべきではないのか?

騙された消費者に、
あなた方のかたきは討ったわよ!
と言えるような行動を何故取らない?

芸能人A : 謝礼40万円
芸能人B : 謝礼30万円
芸能人C : 謝礼5万円

ただ知らずに良いと思ったから商品を紹介したわけではなく、
金を受け取った代償として、嘘をつき、人を騙したのだ。
このことを注意で済ませていいはずがない。

そのくせ野球選手が賭け麻雀ぐらいで逮捕されたりする。

一体どういう基準なのか?
こんなことでオレオレ詐欺が無くなるわけが無い。

まったく、

「自覚をもってもらいたい」

のはあなただ。

あ、そうそう、こんなときこそ、

認識不足も程がある」( via 大谷能生@JAZZ DOMMUNE )

と言うべき場面。

「リットンほどではないけれど」

と言うべきかどうかは微妙だが。


とにかく、Facebookの「いいね!」も、有名人に何らかの不正な方法で「いいね!」をクリックさせることのないよう、お願いしたい。

2013年2月16日土曜日

ペン大 2月1回目 リディアンクロマティック

を習ったわけではないが、これから習おうとしているバークリー式という入り難いけど後々楽なやり方に対比して、リディアンクロマティックという入りやすいけど後が大変という理論があって、それはどうでああでと概略的な説明があったので、メモがてらググってみると、こういう分かりやすそうなページがあって、これから読んでみるところ。

テンションに入ってからというもの、事ある度にここからが結構大変なのでどうしても毎年やめていく人が出てくる的な説明があるのだが、バークリーの基本はスケールにあるみたいなので(”みたい”というとアレですが)、ここでもテンションのためのオルタードスケールが6本立つという話になっていくのだが、今日改めて車の中で待っている間にカシオのミニキーボードで(これが素晴らしく電池が持つことに驚きつつ)ダイアトニックスケール練習をしていると、はたと初期に習った右岸左岸が見えてきてびっくり。

というのも、実は授業中に、このリディアンクロマティックの話の中で、リディアンクロマティックはFから始まるという話になったとき、「右岸と左岸が逆転する」という言葉が発せられた瞬間、内心、「右岸と左岸って、先生でも意識しているのか?」と思ったところだったからだ。

ホールトーンスケールを学ぶ際に出てきたセーヌ川の右岸左岸。ミとファの間にセーヌ川が流れているの?と思ったかどうかは別として、最近ミッドナイト・イン・パリをWOWOWで見て、やっぱり犬に優しい国フランスはパリに俺たちも移住しようなかなあ、そのためにはやっぱりiPhoneよりBlackBerryだよなあ、という思いをオーバーダブしながら、そうか右岸と左岸は意識していいのか、とりあえず俺全部覚えられないんだし、覚えたら忘れていいけど、覚えてないんだから無理に忘れなくていいんだよな!と。

前からオクターブ違いが同じに見えないので、オクターブ内では分かっても、そこからはみ出ると分からなくなる(というか意識をずらすのに時間がかかる)のだが、右岸左岸で少しというか大分見やすくなった気がする!

それにしても寒い!今日この頃。

コーヒーでも飲もう。

2013年2月2日土曜日

WebSocket的JavaEE7

1/31、JavaとHTML5に関するセミナー、「Java ♡ HTML5 Night」に参加させて頂いた。ありがとうございました。

さて、気になったのがWebSocketがSocketだということ。

HTTPで接続できるTCPソケット。だとすると、ファイアウォールの立場は?
(いわゆるトンネリングとどう違うのかはよく分からないが)

折角ポートをクローズしているのに、ねえ。しかもご丁寧にサブプロトコロルなるプレゼンテーション?まで備えているというからすごい。いや本当すごいと思います。

以前(2010年頃?)は仕様に問題があるとか無いとか言う話があって、FireFoxなんかも対応しているんだけどデフォルトOFFでユーザ任せという状態があったと思うが、それからきっと仕様が変わって、当時の脆弱性みたいな問題は、きっと回避されたんだろうなという無責任極まりない茫漠とした理解の中での話だが。


さて話変わってそれはそうと、これをちゃちゃっとアノテーションを使ってJavaEE7でサーバ側が実装できるというのは、まあ、どうなんでしょ、NetBeans7と相まって、でもいつも思うことは、何か釈然としない、パッケージングのまとまりの無さというか、オープン指向ゆえのジレンマというか、きっとそれはJava EE = Enterprise Editionという名前のせいじゃないか。

ちっともStandard Editionと使い分けてるものじゃないくせに、基本、SEの上に乗っかって動くフレームワークのくせに、Editionって立場おかしいだろう。Micro Editionは完全に別ものなので、Editionでもいいと思うが、Enterpriseは単にSE上のFrameworkでしかないのだから、Swingみたいに、例えばRockとかMetalとか、それと分かる名前を付ければ良かったのだ。

そうすればもっと立ち位置が明快で、使う側の心理的違和感が取り除かれて、スッキリ向かい会える。

ということで、自分はこれからJavaEEのことをRockと呼ぼう。Swingに対するJazzとエンタープライズの堅牢から。on the Rockでもいいなあ。Java app on the Rock.   Cheers!

と思ったが、swing.jazzだから、***.rockじゃないといけない気がするので、やはりmetalか。glam?  punk? さすがにBritishはないだろう。しかし光の時代にメタルか、みたいな。が、一方でクラウド調でbare metalということもあるわけだし、じゃあglamourで。魅力的でいいじゃない。


あれ、HTML5の話はどうでもいいの? いやいや。Avatorでしょ? いやそうじゃなくて、元々WebSocketはHTML5の前身である?WHATWGのWebApplicationsの仕様として生まれたらしいが、この資料を見ると、仕様の範囲が複雑すぎてもう理解不能。HTML5はバズワードと化しているので、"HTML5"と書いてほしいらしいが、どう呼ぶの?
(この中の仕様の範囲をサークルで表したインフォグラフは素晴らしいと思う)

WebKitもバラバラ、だそうだ。ならば、Javaで実装しているWebkit(桜庭さん@skrbによると、全部Javaで書き直しているらしい!)でWell Known(と成り得ることを目指した)ブラウザを出した方が良いのではないだろうか。分かりやすく言えば「Safariと全く同じブラウザがJavaに入っています」のほが絶対良いはずで、であるから、Safariの部分をJavariとかにするということ。


Flashはもういいと思うのだが、まだまだFlashのサイトは非常に多く目にする現状で、HTML5に移行しろといったところで誰がやるの?という作業的な話になるのではないだろうか。何れにしてもかなり時間がかかると思う。し、故にこのまますんなり移行するとは思えない。

Webプラットフォームという考え自体は、もし実現すると面白いのだが、何もそれをブラウザの進化系で無理矢理実現しなくても、と思う。考えてもみなよ、今OSでやってる膨大な作業を、何が楽しくてブラウザの中に全部突っ込むの? おかしいよねどう考えても。

そういう考えと、Webとローカルデバイスのシームレスな融合(?頭痛が痛い的な文章になってる?)について昔から自分が思っている「1つのコンピュータ」というメタファ。
つまりむしろブラウザがOSに取り込まれるほうがアリだと思う。まあどんな格好か具体性に乏しいが、基本的にはどんなアプリもWebと繋がっている状態で動作するということだろう。

自分の考えを茫漠としたまま言い切るのもアレだが、例えば昔、自分の中で「ニューブラウザ」というアプリがあり、それはWeb上の要素を噛み砕いて扱えるというものなのだが、これは「バイナリWeb」とセットになっていて、今にして思えば、ある種「Webをローカライズする」というのがコンセプトだったとも言えるかもしれない。バイナリWebのバイナリとは隠語で、それは秘密にしておく。

そして最近、「Webを編集する」ということを考えている。これは「完全に中立なパブリックドメインの検索サービス」とセットになっていて、それによりWebをローカライズするものだ。さようならGoogle。君はよく頑張った。

誰が考えるでもなく、自由に便利に色んなことが出来るという思いはおそらく万人に共通で、思惑はそれぞれ違う。要するにサバイバルであり、そこには協力と敵対とが入り乱れるのが常で、結局強い者が勝つというより、生き残った者が勝者であるとしか言えず、あとは占い師の話に耳を傾けて、一喜一憂するしかないが、それはそれで娯楽だと思う。